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1から0の間には数が無限に存在するという 0.000000000000000000001mmの次が0ではない 0.000000000000000000001mm以下の隙間が存在する だから 感覚はあるのに 僕の指先は 決して君に着地しない |
いつかあの人が この部屋に来る日まで 毎日留守番 |
旅先だから出会いを生み 旅先だから魂が触れ合う 旅先だから深入りしない 運命ならばまた会える 彼女は列車に乗り込み ひとときの扉は閉じていく 運命ならばまた会える でも二度と会えないかも 同じ太陽の光を浴びて 暮らしていくというのに 旅先だから深入りしない こんな虚しさを繰り返す だからいつか人は ひとり旅をやめてしまうのか |
女に生まれて 男と女のどちらを愛するのか 男に生まれて 男と女のどちらを愛するのか わからないから 人間として生まれ 人間を愛している |
確かに 掛け金は安くはないですが… 友人を失ったら友人を 恋人を失ったら恋人を 伴侶を失ったら伴侶を 仕事を失ったら仕事を 現物でお支払いして あなたの自殺を未然に防ぎます 死んだときではなく 死にたくなった時に支払われる あなた命をつなぐ保険です でも、あくまでも保険であって より好みはできません これさえ入れば もう、失うことを恐れず 思いきって社会を渡れます 現代人には、かかせない保険ですよ |
時折、疑問を抱きます 生活が第一であることに どうして僕らの毎日は 地球の上ではなく 生活の上に 存在しているのだろうか 時折、喜怒哀楽に興醒めします 世の中を動かしている 歯車を見かける度に どうして僕らの感覚は 自分の為にではなく 誰かの為に 存在しなければ いけないのだろうか 時折、月の光りでできた 虹を見たくなります 可能性というものを 信じきれない 明日の為に |
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